真夏の夜の

「トウキョウソナタ」はリアルとシュールが交錯する芸術的且つそれでいて面白い、素晴らしい作品でした。時折見せる60〜70年代を彷彿とさせるザラついた映像や色合いなんかもにくかったです。
「真夏の夜のジャズ」は1958年のニューポート・ジャズ・フェスティバルを記録したドキュメンタリー。こちらは知り合いのSさんからお借りしました。VHSってのがいいです。こういう古い映像はVHSで観るのは個人的になんだか好きです。
なんといっても50年代のアメリカの人達お洒落(オーディエンスもアーティストも車も建物も)! それがとりあえず目についた。シンプルでパリッとしたあの感じ、最近気になる。
で、この当時のニューポートたる町も「魔女の宅急便」の時計台のある街のような素敵な港町のようで、そんな風景も交えながらゆったりとした空気が流れるなかの野外でのライブステージ。自分が味わう事のできない「昔の情景」への憧れが詰まっていました。やっぱここまで昔だと今より絶対時間がゆっくり流れてるんだろうな〜、なんてそれはやっぱり無いものねだりなんだろうか。エレクトロニクスが今ほど発展してないからこそ、アーティストのごまかしの効かないパフォーマンスも当時のプロってすごいだろうなと思わせる感じ。
僕が特に好きなのは、なんとも言えない気の抜けたモンクの演奏シーンとアニタ・オデイの歌うシーン。
ほっこり。

